点検と準備は重要
福岡の気温は9度、目覚ましは6時だったがベッドでの体感で寒く感じたので1時間の寝坊。1ヶ月前に納車になったチャリのタイヤの空気圧をチェックしたら6.0bar(気圧)、自転車屋さんのお兄さんは7.0barが標準で、それにセットしてくれましたが放置しているだけで落ちています。このタイプは仏式バルブなのでフロアーポンプを購入してありました。1本目のタイヤは空気が全て抜けるミスでしたが、試行錯誤、何とか思い出しながら7.0barに、さあ準備万端でいよいよスタート。
風を切って疾走も体力不足を感じる
4月上旬、朝8時でも結構寒いけど、10分も経つと身体は温まる。しかし、首元や指先は中々温まりません我慢です。乗り心地は最高です!と言っても経験が無い訳ですから正直どうなのか分からないんですど、購入した時のアドバイスを信じています。昨年末に種子島でテストで乗ったチャリより数段変速がスムーズで、上り坂が軽く、地面のボコボコの響きは優しく感じました。投資したのでそう信じたいです。でも、お尻の痛さ、首の張りは、ものの30分で発生。50過ぎのオッサンにはキツイのかなあと思う瞬間。
緊張の往路
1時間ぐらいで姪浜渡船場に無事到着、距離にして14キロ。早いか遅いか、これが今の記録。途中、道が分からなかくなりスマフォをチェックしながらだけど、道路の混雑にもスムーズに対応できていたかなぁと。バスやの追い越しや大きな道路の右折、交差点で車の間を走る、道路の端を走るのはとても緊張する。まあ、そのぐらいの方が事故がないのかも知れないけど。フェリーは片道10分で大人230円自転車120円・チケットを購入、9:15に出港。
とてもちっちゃなニューヨークを見た
ところで、乗船前に不安だったのがチャリの駐車の仕方だった。スタンドがないのにどうやって置くのか。揺れて倒れないのか?・・。結局、壁に立て掛けるだけで、今日はたまたま揺れないので万事問題なしだが、本当はどうするか未解決のまま。海から福岡の街を見るとちっちゃいニューヨークらしさを感じるのは自分だけなのだろうか?このフェリーは自由の女神がいるリバティ島へ向かう船、後ろを振り向くとマンハッタンさながらの福岡のビル群、どう?。
都会から近いのに自然がいっぱい
あっという間に能古島。この島の高校生はこの船で通学しているらしいが、それもありだと思うほど快適だった。島でのチャリのルートは右回りに予備知識もないまま舵を取って進みました。海が透き通って信じられないほどきれい、その先にはおそらく糸島の街並みが所狭しと並んでいます。感動していたら、突然道が無くなり、農家さん畑を横切り本線らしい道へ。この道は「自然探勝路」です。ここから一気に登り!イノシシに注意看板、道が狭い、その時は、本当にこの道であってるのか思う不安な一人ライド。
心が萎える、ひたすら自分との戦い
ここから、アイランドパークまでほぼ登り。お尻が痛い、肩が張るなんてことは忘れるほど、辛かった。途中2回ほど押して歩いたのは屈辱的だが次回にはクリアできる体力を身に付けたいと一人考え、イノシシの攻撃に怯えながら竹林や雑林、多少荒れた道を4キロほど漕ぎ続ける。木の合間から見える景色は力を与えてくれる。出来るならば、体験が少ない時はパートナーがいるといいかもです。でも一人の方が逆にブラブラできないのかな?
アイランドパークは誰にでもやさしい
アイランドパークに到着、すなわち達成感が満開。この入り口から見えるのは下り坂。水分補給を充分にして、しばし休憩。チケット売場の女性に今はどんなお花が咲いているのと尋ねたら、ツツジとポピーが満開とのこと。きっとこの写真の感じです。大人1,200円、お花が好きな家族と来ようと思う。乗船していた多くの人達の目的はこの場所らしい。みんなはバスやタクシーでここまで来る。レンタサイクル1時間300円もある様なので是非チャレンジを
下りは登りを頑張った、ご褒美
さて、ここからは一気に下り、志賀島から海の中道、博多港が丸見え。めちゃくちゃ気持ちいい__!まあ、たまに登りもありますが、もう降りて押すことはありません。自分のリズムで漕げば息はそれほど苦しくありません。徐々に慣れてきたのかもです。途中にはiPhoneで撮影する余裕も増えました。登りの撮影は、苦しさ紛れの休憩撮影。登りの苦労は下りであっという間のご褒美で時間にすると10分の1しか無いような気がします。
この島の柑橘系は絶品、どこにも真似ができない自然の美味しさ
まだ、10時過ぎなので食堂はやっていませんが、のこの市案内所がオープンしていたので、絶品「のこチーズバーガー」を福岡市街を見ながら頂き、沿道にいっぱいあった黄色い果物を発見。それは「ニューサマーオレンジ」、「はるか」というものでした。おばちゃんたちの説明を聞きながら、試食。これが絶妙に甘くて美味しい。あとで聞いたのですが今年は暖冬で柑橘類の当たり年らしい。チャリの欠点、荷物を積んで帰れない!みんに絶対食べてもらいたい一品でした。4〜5玉で250円くらいだよ!
マッタリ時間
人口700人ぐらいでもカフェがある。「Cafeかもめ」、もとは料理屋って言ってたかな?内装はその昔の名残をアレンジしてカフェになっています。パンや葛餅は自家製、葛餅とカフェラテを頂きましたが、疲れを癒してくれる旨さです。島の女性はみんな元気でした、みんな気さくに質問に答えてくれます。さて、12時出港のフェリーに乗って帰りますか。何度も言いますが、オレンジが美味いので、近々に買いに来ます(笑)
復路は辛い
姪浜からラストスパートは、安心からと都会の渋滞でお尻と肩が限界値に達した感じに。復路は車で何度も走っている道を選択したので早く到着した様な気がしたが時計を見ると変わらない、距離は短くなっています。このお尻の痛みと肩と首は今後何とかなるのかなぁ?降車時には太ももの疲労感とゴルフでも痛みを感じている左ふくらはぎが重い、すでにパンパンだ。明日からストレッチで鍛えよう。
能古島ライドは
島一周は約9キロ、初心者の自分で1時間程度です。大雑把に言えば半分が登り、半分が下りと平坦という感じで、全体的に道路は狭くてきれいなアスファルト、舗装なのですが自然探勝路は落ち葉が積もり、道路は塞がっていませんが倒木があちこちに、自分は登りでしたが下りだととても危険な状態だと思います。アイランドパークから近道ではなく万葉歌碑がある方から回ってきました。概ね気持ちのいいライド体験でした。所要時間5時間、ライド時間は約3時間、走行距離36キロ(iPhone Watch workout cycling)
初ライドは
運動した感がありあり、とても心地よい有酸素運動に!市街地の交通は正直怖い、自転車が歩道を走る理由が分かります。舗装面やマンホールなどの整備が必要なのかと感じますが、日本の道路は整っている方なので文句は言えないのかも。せめて、乗ったら気持ちのいい場所、道は整備できたら最高ですね。世界の道を知りたくなる一日でした。
2019.04.13
最近能古渡船場近くを散歩したついでに、料金と時刻表見て、ロードバイクで行くか迷ってたので参考になりました!