「白馬」という名に誘われて
北アルプスの山岳にある壮大な自然の中にあるリゾート。1998年の冬季オリンピックでも白馬村はジャンプ競技、アルペン競技、クロスカントリー競技の会場になっている。今でもジャンプのノーマルヒルとラージヒルの施設は現役で使われている。
話は余談だが、ジャンプの滑走のスタート地点へ行くためにリフトがあるのだが、その中にご利益があるとされる金色1番リフトがある。記憶にもあると思うが、ラージヒル団体(岡部、斉藤、原田そして船木)が金メダルを獲得したドラマチックな展開に日本が感動した。それ以来、毎年多くのアスリートがラージヒルのスタート地点で「必勝祈願」をするために訪れ、修学旅行の生徒は「合格祈願」をしている聖地に。この金色1番リフトにはさらにご利益があるのだとか、乗ってトップを目指しては如何でしょうか?
松本城から約1時間半
松本市街を30分程度車を走らせると、北アルプスが立ち入ることを拒むように迫ってくる、その姿は圧巻だ。ここを越えようとすることは無謀にしか思えないし、生活をするというのは何か次元を超えたモノを感じる。
山に沈む夕陽を見ながら白馬へ到着。ホテルへ到着した頃は、照明の明かりが浮きだち自然と動物たちが活動をとめる静寂な時間帯。秋の白馬は人々の活動もとても静か。大人のリゾートにはむしろ静かな方が良いかも知れないが。
冬はスキー、夏は登山。白馬では自然と戯れる、体感する、そして出会いのために人々に残された場所だ。
今では、日本全国の話となってしまったが、当日はここでも熊が出没ということで巡回車がアナウンスしていた。用があって出掛けたのだが結構、臨場感があって怖かった。
木の温もりが漂うモダンなスタイルに和のテイストも
18年12月からコートヤード・バイ・マリオットへリブランドオープン。72室の客室でシモンズ製のベッドと自分たちの部屋は温泉付きとなっている。
駐車場にある車の台数は少なかったので、当日の宿泊者は少ないと思われるが外国人旅行者の利用も見られ、白馬とホテルは異国にいるような雰囲気になっている。
ベッドの奥に4畳程度のスペース、ここからは靴を脱ぐような設定のため、絨毯が変わる。小さな丸いテーブルと座布団が4つ。ソファではなくて座布団というアイデア。ツイン設定がこのスペースに布団を引けば3人〜4人が宿泊できる様になっている。
大浴場もあるが、ここは部屋にある温泉で
温泉のお湯は湯船に心地よい水量で24時間供給されている。もはや、ここで入るしか無いような状況。二人でも大丈夫なくらいの広さだが、一人で開放されながら楽しむのがリラックス、癒やしになる。
ということで、今回は大浴場と露天風呂のレポートはない。冬には雪見風呂も楽しめるようで竹垣に囲まれた和のテイストを夜空を見上げながら楽しんで頂きたい。
立地、周辺の観光、寝心地そしてコストパフォーマンス
立地は、車で松本市から1時間半、長野市から1時間程度のドライブで到着できる白馬村。ホテルは白馬八方尾根スキー場の近くで、ジャンプ競技場までは車で3分。周辺はホテルや飲食店、ショップが多くあり繁忙期は賑わっている筈だ。
周辺の観光、山の中腹にある「青鬼集落」、江戸時代から明治に建てられた古民家が密集、重要伝統的建造物にも選定され、棚田百選に選ばれた棚田も近くにある。夏には最近テレビでも取り上げられている田んぼアートもある。白馬マウンテンハーバーでは北アルプスの絶景が一望できるカフェがあり、他には自然を探訪できる公園や景勝地などが数多くある。
寝心地は、マットは少し柔らかめ、ふわっとした感じに。清潔感があって適度な温度が保たれて快適な睡眠。目覚めた朝の窓を開けた時の空気は日常とは異なり木々から放たれる空気が爽やかだ。
コストパフォーマンスは、オンなのかオフなのか、完全な素泊りとなってしまったが、かなり安く宿泊できたと思う。
絶品、信州そば(夜鳴きそばサービス)
夜の9時に、信州そばをご馳走になった。これは特別なサービスかも知れないので紹介するのも気が引けるのだが、今回は素泊まりになってしまったので食事のレポートがないので、あえて紹介。
なめこと天かす、ネギとかいわれ大根が添えられたシンプルな信州そば。県内の蕎麦屋さんとは負けず劣らず美味しい。
まとめ
外観、内観も、そして環境やそこにいる人達からも異国の雰囲気を醸し出している。この時期に訪れる人の年齢層は少し大人なのかも(たまたま偶然かもですが)。静かでとても過ごしやすく、癒しもさることながら、自分を高める為に必要なエネルギーを与えてくれるような時間を与えてくれるに違いない。
早朝出発の東京から中央道を走り松本、北アルプスのドライブ、白馬そしてここホテルはドラマチックに、私達の心を解放してくれる様なシナリオがある様に思えてくる。是非、白馬へ!
なんちゃって評価、参考になれば
2019年10月に体験
- 価格:リーズナブルな価格帯
- 食事:
- 朝食:
- 風呂:部屋にある温泉はあっさりすべすべ
- 温泉:大浴場と露天風呂
- プール:
- 部屋:シンプルなデザイン、ソファの代わりに座布団とテーブル
- 設備:いたってシンプル、ハイクオリティ
- ベッド:シモンズ製、マットも布団も清潔でふかふか、マットは少し柔らかめかな!
- キッチン:
- フリー:水、珈琲
- アメニティ:シャンプー、リンス、ソープ、歯ブラシ、シェービングなど
- タオル:ふかふか系
- 浴衣:一般的かな
- スリッパ:あり
- レセプション:若いスタッフは英語も堪能
- スタッフ:笑顔で対応、周辺のレストランも詳しく教えてくれます。レストランスタッフは特に元気でサービスも良かった
- ショップ:
- カフェデリ:
- バー:9時過ぎには終了(この時期は閑散だったからですね)
- ランドリー:
- レンタル:
- ジム:
- スパ:
- コンシェルジュ:
- シャトルバス:
- オススメ度:繁忙期の状況はわかりません。しかし、私は紅葉のこの時期なのですが、何故か人もまばらで最高でした。グッドタイミングだったのかも知れませんが!オススメ度10点中7.5点です。
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