東洋の伝統美
台湾は南の島ではあるが、リゾートという雰囲気がイマイチ感じられない。そこで考えるのは都心型の高級ホテルでの滞在。東京、ニューヨーク、パリなど都市で高級ホテルに宿泊を考えると高くて泊まるのは難しい。
しかし、台北のホテルをネットで見ていると高級ホテルの価格が妙に安く感じるのだ。さらに何かとの特典がつくというのなら、もはや体験する絶好の機会になる。
今回は3泊で1泊が無料になり、その他諸々の優遇あるのでチャレンジしてみた。館内の香りも素敵だが、それ以上に照明器具のこだわり、空間のデザインの美に圧倒される。まるで美術館だ。
エントランスから非日常の体験
松山空港から車で5分、南京復興駅まで徒歩で7分なのでどこへでも気軽に行ける場所にある。ここは少し見栄を張ってでもタクシーでお出掛けをしたいところ。台北のタクシー事情はすこぶる快適、基本的に安くて騙されることは殆どない。ホテルから乗車したらスタッフがしっかり対応してくれる。帰りはホテルのカードを持っていることを勧める。「マンダリン」と言っても現地の人には通じないこともある。
エントランスにもレセプションにも沢山のスタッフがいて、気軽に気さくに品良く声を掛けてくれるので、恐らくストレスフリーの状態を保つことができる思う。
陽射しが眩しいお部屋
今回は運良くお部屋がアップグレードされ最上階になりました。ドアを開け一歩入ると陽射しがとても優しく飛び込み、2フロア分の天井の高さと、眩しいくらいの白い壁と拘りの家具と備品、絵画、そして大理石でテンションMaxです。
窓からの一望は市街が見えるのですが残念ながら101が見える方角ではありませんでしたが、ここまで離れるとそんなに意識するランドマークでも無いような気がします、下には中庭そしてプールがあります。
部屋の空間はとても広く快適で、お出かけするが勿体ないと思うくらいです。
こちらのホテルの照明器具は本当に素敵です。当然ですがお部屋の中のシャンデリアもキラキラしているのですが、昼も夜も存在感が異なっていて抜群に雰囲気を醸し出してくれています。
やみつきになるRoom
コーヒーテーブルにはウェルムのフルーツが山盛り!フリーのお水も全部で6本ぐらいありましたのでハミガキにも余裕で使えます。ターンダウンで頂けるチョコレートは絶品でした。寝る前に甘いものを食べる習慣がない日本人ですが、ヨーロッパでは心を落ち着かせるために寝る前にチョコレートを食べることがあるんですって!知ってました?
バスタブが変な位置にある?ラグジュアリーなホテルはバスタブが窓側、ビューがあったり、空間の中のとてもいい場所にあったりします。こちらでは先程の陽射しを楽しむべくドア一枚を開くと大きな窓からそれを取り込むことができます。本当にみなさんリラックス好きです!ホテルのスッタフは細かなことにも拘ってサービスをしているようです。
トイレは日本製の最新式で、ウォークインクローゼットになりそうな広さ。日本の男性なら、この空間で非日常のリラックスが可能です。この部屋を体験すると癖になってしまいますね。
立地、周辺の観光、寝心地そしてコストパフォーマンス
立地は、前述の通り空港からも地下鉄からも近く、木々が多くオフィス街であって、イケアやニトリなどがあったりショッピングできるところも多くある場所。私は少し離れた桃園空港を利用しているのでタクシーを利用したのだが、途中渋滞もあったけど30分程度到着、日本円で4000円ぐらい。
周辺の観光は、九份と十份は知人と出掛け、淡水、鶯歌はメトロや鉄道で60分前後、東門や信義安和(臨江街夜市)はタクシーで5分〜10分程度、とにかく朝から夜まで台北は楽しい。疲れたマッサージとスパで体を癒せる。
寝心地、キングサイズのベッドは枕も豊富にあって優しい柔らかなシーツに包まったら朝まで熟睡だった。都会の喧騒から遮断され、隣人の物音も一切すること無いこの部屋は睡眠するには完璧の部屋だった。
コストパフォーマンスは、贅沢をするという覚悟があれば何もを浪費したと思わないでしょう。また、このレベルをリゾート地や大都会で希望すると恐らく倍近くかもっとすることと思いますが、どうでしょうか?多くの有名人も滞在したホテルのようですが、受けるサービスの価値は充分にありましたよ。
ヨーロッパを思わせる外観、そしてその中庭にあるプール
建物内を散歩するだけでも楽しくなりますが、1階のテラスにはFidia Falaschettiの作品をどんと置き、アートな広場になっていてヨーロッパの街角の様な演出がされています。カメラを持っていると中々前に進めませんよ。
この建物の上6階にはプールがあります。さほど広くはないスペースですが優雅に過ごすには申し分ありません。屋根付きのソファベッドでくつろいでいると、ドリンクサービスやチョコやグミを運んできてくれます。最近の傾向では屋上にプールがあって見晴らしも楽しむパターンが多いのですが、隠れ家的なプールも格別です。
朝食「カフェアンドゥトロワ」、アフタヌーンティーは「ザジェイドラウンジ」
朝から店内の雰囲気、ブッフェの品数と美味しさ、スッタフの笑顔とサービスはラグジュアリー感満載です。とても広くゆったりとしたレイアウトに光を匠にあやつり、豪華さとプライベート空間を上手に作っている様な感じです。オブジェにも驚かされます!
朝食はブッフェになっていますが、経験値の少ない経験の中では、選ぶのに困るくらいの品数がありますので、連泊でもダブることはありません。もちろんですが、メニューは日毎に変わっていました。
ラグジュアリーなホテルほど、スタッフは気さくで笑顔が最高です。たまに私は忙しいのオーラを出している人もいますが、ベーシックなホテルほど社員の教育は整っている様に感じます。
残念ながらその他のレストランや施設を利用することは出来ませんでした。何度も通ってスペシャルなゲストにならなければ本当のホテル良さは分かりませんね!でも。2泊でも後悔しないホスピタリティを頂いたと思っています。
なんちゃって評価、参考になれば
2019年8月に体験
- 価格:ひたすらお出掛けするのであれば勿体ないかも知れません。ホテルを楽しむなら抜群に良い価格
- 食事:
- 朝食:品数がとても多く、パンだけでもヤバいです。美味しさも上級クラスです
- 風呂:リラックス出来ますよ!
- 温泉:
- プール:水着を忘れたので泳げなかったけれど、ソファベッドで寛ぐだけでも気持ちよかった。
- 部屋:広い、清潔感もあり文句なし
- 設備:使い勝手が最高、ウォークインクローゼットも広くて勝手がいい
- ベッド:キングサイズでシーツの肌触りも体の沈み方も最高
- キッチン:
- フリー:水、毎日6本
- アメニティ:シャンプー、リンス、ソープ、歯ブラシ、シェービングなど足りない物は客室係へどうぞ
- タオル:ふかふか系、使い切れないほど豊富にありました
- 浴衣:買いたくなる代物ですよ
- スリッパ:あり
- レセプション:スムーズで特に問題なし
- スタッフ:殆どのスタッフは笑顔で挨拶してくれます
- ショップ:お土産もマンダリンオリジナルがたくさんありました。
- カフェデリ:混んでいて入れなかった!
- バー:夜は町へ行ってしまったので
- ランドリー:
- レンタル:
- ジム:利用できますよ、スタッフもいます
- スパ:マンダリングループ最大の施設らしい、お値段もそれなりですが機会があれば是非
- コンシェルジュ:
- シャトルバス:
- オススメ度:過去最高のオススメ度になります。ここに泊まるために仕事を頑張る!でも良いような気がします。とりあえずは2泊、試しては如何でしょうか?オススメ度10点中8.5点です。
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