大多数はアベレージゴルファー!
25歳からゴルフを始めているが、今だにアベレージゴルファーなのだ。アベレージゴルファーとは、ハンディキャップが18前後の平均的実力のゴルファーで、シングルゴルファーとは、このハンディキャップが9以下の人を言うんだよね。プロゴルファーはテストがあったりするのでハンディキャップは関係無いけれど、数字で言えば0以下ということ。
数字でいうとプロとアマチュアが0と1とかになるが、シングル台になると、この数値はラウンド回数の平均ということなので1が非常に重たい。テレビで観ていると激しい運動をしている様に見えず、簡単に出来そうに思うんだけど、これがなかなか難しく想像とのギャップでゴルフが嫌いになる人も多いのではないだろうか?
昨今のゴルフ事情
自分は30年近くゴルフをしているだが、それなりの悪戦苦闘と続けている理由があるので奮闘記として紹介をしたい。ハッキリ言えば下手な人であるが、下手でもゴルフは楽しいのだと言うことを知って頂きたい。
バブル期には1,000万人を超えていたとされるゴルフ人口、今では700万人を下回る状態になっている。ここでは難しい話しをしたいのではなく、出来ればあなたもゴルフをする人になって欲しいと思って書いています。自分がゴルフを始めた頃は、丁度バブル期で誰もがゴルフを楽しみ、そしてゴルフ場の会員になる事がステイタスで投資でもあった。
給料にもそんな余裕のない自分は、ゴルフを楽しむのが精一杯だった。
練習場もゴルフ場も今より数多くあったが、練習するのに2時間待ち、ラウンドするのに早朝から電話しても予約の電話すら繋がらなず、やっと繋がったゴルフ場は車で高速道路を利用して90分とか、はたまた早朝ゴルフといって日の出と共にスタートするゴルフに参加していた。それは到着順番のスタートなので深夜から並んで待っている。今では考えられないことなのだ。自分の経験は札幌ベースの話だから、首都圏の方々はもっと苦労したに違いない。さらにいえば、プレー料金、ゴルフクラブの価格も高く、おまけにゴルフのラウンドは往復の時間とラウンドの時間と反省会の時間で1日が無くなる。
そして、サラリーマンには接待ゴルフ、仕事でゴルフがあるので何かと大変なことだったに違いない。
ところが今の状況は、
- 練習場は減ったが、待たなくて済む
- ゴルフ場のオンシーズンの土日祝は多少混むが平日は安くて利用しやすい
- シュミレーションゴルフ、練習やアルコールを楽しみながら都心で利用可能、分析データが表示される様になった。
- ゴルフ場に格差が現れ、リーズナブルに利用出来るコースが出現
- ゴルフクラブは中古も流通、買取もある
- 仕事でのゴルフは存在しているが、コンプライアンスということで派手なお付き合いは減っていると思う
- お一人様ゴルフ、以前からあるが、さらに普及されつつある
オリンピック種目になったゴルフ
どうだろう、ゴルフはとかくおじさんが遊ぶ面倒なレジャーという悪いイメージが先行されるのだが、今やオリンピック競技、れっきとしたスポーツなのだ。
世界のメジャーゴルフ大会、先日、オーガスタで開催されたマスターズという試合を観ただろうか、タイガーウッズが10数年振に優勝したのだが、映像で映る選手たちは皆スポーツ体型をしている。ウッズがインタビューでも言っていたのだが、彼が体幹を鍛え始めた先駆けのプレーヤーで、近年それによってゴルフは目紛しく変化した。
記憶ではお腹の出たおじさんが優雅に楽しむ娯楽だったが、今はもう、より遠くへ飛ばして、ピンポイントに狙いを定めて、カップにボールを流し込む、誰も想像のつかないプレーを見せつけるスポーツになったのだ。
ここ20年で道具も画期的に変化している。アマチュアゴルファーにとってはゴルフがいくらか簡単になったはずだ。
ウェアやシューズもよりスポーティになったと思うし、カジュアルになった。話は逆光するが、ゴルフは、お腹が気になる自分達がプレーすることが可能な、多少運動音痴でも可能なスポーツであることは間違いないと思う。ゴルフは三世代で男女で楽しめるスポーツなので、それぞれの感覚を楽しめる環境も整っている。プロとアマチュアはそもそも全てのスタイルが違う。話を戻すと、だかその体型でも似合うウェアがあり参加できるのだ。
ゴルフはもうお金の掛らないスポーツだ。
ゴルフは何が楽しいんだろう?
自分の様に下手でも面白い理由がある。90回から100回(うち30回はパット)ぐらいの打数を打つことになるのだが、想像通りのお見事ショットは1割も無い、また偶然に上手くいく結果オーライのショットも1割もない。8割以上はミスショットということ。
でも、そんな2割にも満たない(本当は1打しかないかも知れないけれど)良いと思うショットをすると気持ちがいいんだよね。何故なんだろうか?説明するはずが思わず聞きたくなる事態になるよね?!
ゴルフは難しい。だから失敗することを上手くいかないことを前提にプレーをする。普通に考えれば失敗してもともとなのだが、これに対して失敗すると一々が頭にくるから不思議。でも本心が失敗前提だから成功した時の喜びはハンパない状況となるのだ。だから、僕らアベレージゴルファーはいつ何時も夢を見てプレーをするため強引な戦略を選択する。従って技術も経験も少ないことも重なり一打の成功率が低くなる。シングルプレーヤーやプロゴルファーはこの感覚が反対なのだと思う。
結局のところ
ゴルフを始める前提としては難しいスポーツなので、まずは1発野郎になろう、100発の中で1発でも良いショットがあれば十分楽しめる、徐々にその数を増やせばいい。ゴルフの悪いイメージは一昔前にあったかも知れないこと、今はお金の負担も少なく楽しいゴルフが絶対にできる。競技に参加するかどうかは自分のライフスタイルで考えればいいので、とりあえずは友達や仲間と失敗を笑い笑われながらスタートを。
実際の奮闘記を交えながらゴルフの楽しみ方を伝えたいと思います。
この記事へのコメントはありません。